2025年の上半期、全国の税関で押収された不正薬物の重量が過去最高の約2,073キログラムに達し、初めて2トンを超えました。このうち、大麻が約1,332キログラム押収され、全押収量の60%以上を占めています。大麻の押収量は前年の8倍以上に増加しました。
財務省の発表によると、不正薬物の摘発件数は531件で、前年同期と比べて6%増加しました。特に大麻の摘発件数は164件で4%増、一方で覚醒剤の摘発件数は55件で35%減少しました。
6月には東京税関で、ベトナムからの海上コンテナに隠された乾燥大麻約1トンが摘発されるなど、大型の密輸事件も確認されています。航空機旅客や航空貨物からの摘発も増えており、密輸手口の多様化が見られます。
これらの摘発は国内の薬物の流入防止に向けた重要な取締りの一環であり、税関当局は引き続き監視と摘発活動を強化していく方針です。
この押収量の増加は、薬物乱用対策の難しさを浮き彫りにしており、社会全体で薬物の問題に対処する必要が高まっています。

